高FODMAP食、低FODMAP食を色々リストアップしてきましたが、ここで一旦おさらいを。
低FODMAP食を取るべき人
IBS(過敏性腸症候群)で、下痢(またはガス)で悩んでいる人 です。
それ以外の人は、特に低FODMAP食にこだわる必要はありません。
下痢の原因となる、特定の糖類を含んだ食事をしばらく止めて様子を見る。
症状が改善されたらこれまで普段食べていた「高FODMAP食」に分類される食品を徐々に追加していき、慢性的な下痢の原因となっていた食品を突き止める、と言った趣旨です。
再び下痢になった場合はその追加した食品に原因がある可能性が高いため、今後はその食品はなるべく取らないようにする、という感じです。
今までは毎朝トーストを食べていた → 朝食を米に変えてみる →症状が改善されたらトーストに戻す → また下痢になった
であれば朝にトーストを食べるのは止めた方がいい、ということです。
この「高FODMAP食」に分類されるのが、今まで腸にいいと言われてきた
- 食物繊維
- ヨーグルト
- 納豆
などが該当するため、腸を良くするためにこれらの食品を意識的に取るようにしていた場合、かえってそれが実は下痢を悪化させる原因だった、という話です。
必ず改善される訳ではない
色々なサイトの研究結果を見ると、7割~8割の人が改善したというデータがあるそうです。
逆に言えば2割~3割の人は改善されないわけですが、IBSの改善方法を模索する中で一応試してみる価値はありそうです。
改善されない場合、他に原因がありそう
普段低FODMAP食を取るように意識しても、普通に下痢の原因となる
- 冷たい飲み物を多く飲む
- 体を冷やす
- 暴飲暴食
- 不規則な食事
- アルコールを多く飲む
などをしていては、低FODMAP食を摂取した効果は薄れてしまうかと思います。
最低限お腹に悪いことをやらないようにし、かつ低FODMAP食で改善されるか、試してみることにしました。
とは言っても、アルコール制限はツライものがありますが。。
特に夏場はビールを飲む機会が増えるので、空きっ腹で一気に飲むとかは止め、少しずつ飲むようにすれば大丈夫かなと(ダメ?)。
またビールの定番つまみである枝豆は高FODMAPなので、目の前にあっても手を出さないようにしてみます。
最低3週間は続ける
2週間~4週間ぐらいは低FODMAP食生活を続ける必要があるようですので、まずは3週間が目安でしょうか。
目的は「自分の体質に合わない食品を突き止める」なので、高FODMAP食とされているものでも自分には大丈夫、という可能性も十分にあります。
低FODMAP食 穀物編
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