競馬で、1着と2着を着順通りに当てる馬券が「馬単」です。
1着と2着を着順通りに当てる馬券が「馬単(馬番連勝単式)」、1着2着がどっちでもいいから選んだ2頭が1着か2着になる馬券が「馬連(馬番連勝複式)」です。
馬単は1着、2着を着順通りに当てる必要があるため「どの馬が絶対1着(または2着)」になるかを考える必要があります。
圧倒的1番人気を1着固定にする方法が分かりやすいですが、これで相手に人気の馬を買ってしまうと、当たっても配当が安い、となってしまいます。
馬単馬券で高配当を取るためのヒントを書いてみます。
1着固定で買う場合
1頭だけ抜けて有力な馬がいるレースの場合、1着固定で馬単を買うケースが考えられます。
この場合、条件は
- 2番人気の馬と比べて、実力差が明確である
- 2番人気以降の人気順が怪しい
時に「1着固定の馬単馬券」を買う妙味があります。
#2番人気の馬が3番人気以降の馬と実力差がある場合、当たっても配当が安いためこの買い方は使えません
この場合の買い方は、1番人気を頭(1着)に固定して配当の安い上位人気馬を消し、人気薄に流す形になります。
人気薄の馬を1着固定で買う
人気馬が「上位には来るだろうけど1着はないかも」と言ったような、例えばここ数戦2着、3着を繰り返しているような馬が人気になっている場合に「一発ありそうな馬」を1着固定で買うパターンがあります。
ここで該当するのは
- 展開利が見込める人気薄の逃げ馬、または追い込み馬
- 実績があるが、近走低迷している馬
- 上位騎手への乗り替わり
- 減量騎手への乗り替わり
- 近走の着順は悪いが、得な距離・コース・競馬場で走る場合
などです。
当たる確率は低くなるものの、当たれば一発高配当が見込めます。
人気馬を2着固定で買う
もっとも効率が良いと思われるのがこのパターンで「実力以上に過剰人気になっている1番人気馬」がいるときに効果を発揮します。
単勝で1倍台の圧倒的人気馬がいるときが狙い目です。
本当に実力が抜けていて圧倒的1番人気なら降参ですがそうでない場合も多く、
- 実績馬の長期休養明け
- 近走で好走続いている馬が、相手関係で相対的に人気になる
という時にチャンスが出てきます。
またこの買い方のパターンで一番の狙い目は「新馬戦」です。
新馬戦は
- 血統が良い
- セリの値段が高額だった
- リーディング上位騎手が乗っている
- リーディング上位調教師の管理馬
- 調教内容が良かった
が揃うと、簡単に「単勝1倍台」の大人気になります。
この場合はその人気馬を「馬単2着固定」にして手広く流すと、思わぬ高配当にありつけることがあります。
2着どころか惨敗するケースも多々ありますが・・・