海外旅行の目的の一つに「食事」がありますが、自身の経験から食事を目的にするのはあまりオススメできない部分があります。
「本場で食べる料理」には憧れがありますが、本場で食べるのが一番美味しいとは限りません。
日本で外国の料理を食べて「これは美味い!きっと本場で食べたらもっと美味しいに違いない」と思いがちですが、実際に本場で食べるとそうでもないことがほとんどです。
日本で食べる各国料理は日本人向けに多少アレンジされているケースが多く、日本人の口にはその方が合うのです。
日本人と外国人の味覚は、結構違います。
どちらかと日本人は薄味を求める傾向がありますので、海外で食べると異常に味が濃いと感じることもあります。
高い旅費をかけてまで食べに行く価値があるか
日本で食べると現地よりも値段が高いことがほとんどなので、現地に行って食べるとお得な気もしますが、それ以上に高い旅費を使うので無意味です。
日本人だとボラれる可能性もある
イタリアのレストランで高額請求されたのがニュースになったり、値段がハッキリしない東南アジアの屋台など、日本人はよく海外でボラれます。
海外で食事をするなら、事前に相場を調べておくなど、ボラれないよう対策が必要です。
円安だと、現地で食べてもたいして安くない
途上国だとインフレと円安で、10年程度前と比べても割安感がすっかりなくなってしまいました。
それでも日本で食べるよりは大分安いですが、物価の安い国でも安い物はそれなりです。
衛生面は、日本が世界でもトップクラス
食事をする場所の衛生面に関しては、日本が世界でトップクラスです。
日本での食事に慣れていると、衛生面が気になる人は海外で食事するのはキツイかもしれません。
アジアの屋台で食事をするなら、テーブルの上をゴキが歩いているなんて普通です。
ハエもたかってきます。
先進国でも、日本のようにおしぼりが出てくるなんてことはまずありません。
むしろ日本人が衛生面に気を使いすぎ、という気もしますが。
外国の料理も結局日本で食べるのが一番
東京だと、世界中の美味しい料理がほとんど食べられます。
調べてみると、かなりマイナーな国のレストランがあるものです。
値段はかなり割り高ですが「安全で美味しい物」なら日本で食べるに限ります。
どこの国の料理が美味しいか
これは簡単です。
料理が美味しい国は、必ず日本にその国の名のレストランがあります。
タイ料理、ベトナム料理、インド料理、フランス料理、スペイン料理、イタリア料理、メキシコ料理、などなど。
逆に料理が美味しくない国は、日本にレストランがありません。
イギリス料理のレストランがないのは、そういう理由です。