なんとなく無意識に「電子レンジで温める時はラップをかける」と思っていました。
何か温める時にラップをかけても使い捨てでもったいないし、そもそもラップって必要なのか?とふと思い、色々調べてみることに。
ラップが必要なケース
結局のところラップを使うのは
水分の蒸発を防ぐ
が一番の理由のようです。
例えばミートボールは説明に「電子レンジで温める場合はラップをかけて」と書いてありますが、ラップをかけずに温めた場合、ミートボールはたいして変化しませんが、お皿についたソースがカピカピに乾いてしまいます。
なので
水分が奪われると困るかどうか
が「ラップをするかしないか」の判断基準となります。
液体を温める時はラップ必要なし
コーヒーなどの飲み物やスープ類を温める時は、ラップは必要ありません。
ただしアルコール類を温める場合は熱が加わることによってアルコールが飛んでしまうので、ラップをした方が良いでしょう(日本酒をお燗にする時など)。
揚げ物はラップをしない方が良い
ラップをすると水分が逃げないため、揚げ物はラップなしで温めるのが正しいようです。
ラップ無しで電子レンジで温めた後、さらにオーブンで1分ほど温めるとカラっとなって美味しく食べられます。
水をかけてからラップをしない方法も
冷ご飯は水をかけてラップ無しで温めると美味しく出来上がる、という情報もありました。
ご飯の乾燥度合いによりそうですが、冷ご飯にラップをして温めてもご飯が固い場合、試してみる価値はありそうです。
ご飯以外でも電子レンジで温めるとなんとなく乾燥した感じになる物の場合、この方法で温めてみるのもよいかもしれません。
ラップをしなくてもほとんどの物は大丈夫
電子レンジで食べ物を温める時はラップが必要、ではなく、逆に大半のものは「ラップをしなくても問題ない」ようです。
- 水分が蒸発したら困るもの
- 温めると飛び散りそうなもの
を温める時だけラップを使い、それ以外のものはそのまま温めても問題なさそうです。
あとはレンジ内に臭いが残りそうな物を温める場合は、ラップをした方が良いかもしれません。
なんとなく当たり前のようにラップを使っていた人は、温める物によって使い分けると、わずかですが節約になるかと思います。