お腹周りの脂肪が気になると、腹筋運動がしたくなりますが。
タイトルを「腹筋運動は無意味」としましたが、正確には
お腹周りの脂肪を落としたいなら腹筋運動はあまり意味がない
となります。
そりゃ毎日1000回ぐらい腹筋運動をやればお腹周りの脂肪が落ちるかもしれませんが。
腹筋運動をいくらやってもお腹周りの脂肪は落ちない
単純な話です。
お腹周りを細くするには
お腹周りについた脂肪を落とす
必要があります。
脂肪の内側にある腹筋をいくら鍛えても、内側の筋肉は肥大しますが、それを覆っている脂肪がある限り、お腹周りが痩せることはありません。
腹筋が割れる?
よくシックスパッドなどと言って「腹筋を割る」と言ったりしますが。
基本的に、人間の腹筋は元々割れています(一つの大きな筋肉ではないので)。
ではシックスパッドとそうでない人の違いは何か?
要は
腹筋の外側に脂肪があるかないか
の違いです。
見た目で「腹筋が割れている人」は、お腹周りに脂肪がないのでそう見えるだけの話です。
もし腹筋運動で腹筋が割れるなら
腹筋運動をする=余計な脂肪が落ちて細くなる、とすると、例えば
テニスの選手は右腕だけが細くなる ※右利きの場合
ことになります。
普通は右腕だけ太くなります。
体の一部分の筋肉を鍛えたらそこだけが細くなる、ということはあり得ません。
ではお腹周りの脂肪を落とすにはどうすれば良いか
食事制限
余計な脂肪を落とそうと思うなら、食事制限は必須です。
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、人間は絶対に痩せます。
食べてないのに痩せない、という人は、確実に消費カロリー以上に食べています。
有酸素運動
腹筋運動で腹筋を鍛えるのではなく、全身の脂肪を落とすために有酸素運動をする必要があります。
運動を続けて、お腹周りについた脂肪が落ちるのは一番最後です。
体の他の部分についた脂肪から落ちていき、お腹周りについた脂肪は最後まで残ります。
諦めずに続けていると、最後にようやくお腹周りの脂肪が落ち始めます。
あまりに長い道のりなので途中で諦めてしまう人が多いですが、最後まで諦めずにやり遂げた人だけが「お腹周りの脂肪が落ちた」という成果を得られるのです。
キレイなシックスパッドになるには
お腹周りの脂肪が落ちてから腹筋運動をすれば、見た目にもキレイなシックスパッドを作ることができるでしょう。
順番としては
脂肪を落とす → 腹筋運動
が正しく、脂肪がたっぷり乗った状態ではいくら腹筋運動をしてもほとんど意味がありません。