競馬はギャンブルなので、やり続ければ必ず負けます。
競馬で物凄く儲けて脱税した人がニュースで話題になったりしていますが、ここでは「ごく普通に競馬を楽しんでいる人」を対象にします。
競馬新聞やネットで情報を得て、自分で予想してお小遣いの範囲で馬券を買って楽しんでいる、できれば当てたい、あわよくば高配当を取りたい、という自分のような層です。
ちなみにソフトを使って大儲けする方法についてはなんとなくイメージできますが、実際に稼働させるとなるとそれなりの資金力がないと無理かな、と思っています。
単なるイチ競馬(馬券)ファンの私が書けるのは「こうすれば勝てる」ではなく、「こうすれば負けにくくなる=運が良ければ勝てる」という考え方ですので、必勝法のようなものを求めている人には的外れな記事になるかと思います。
トータルで考える
今から走る目の前のレースを当てろというのは無理な話ですが(勝つか負けるかは運次第)、例えば一日トータルとか月トータルで考えると、勝てる可能性が出てきます。
朝から競馬場に行って1レースから最終レースまでやるのであれば、帰りの時点で財布の中身が増えていれば勝ちです。
どんな言い訳をしようと、お金が減った人は負けです。
では帰りの時点で財布の中身を増やすにはどういったアプローチがベストか、を考える必要があります。
分からないレースは見送る
適当に買っても当たるときがあるのが競馬ですが、これでは安定収益は到底見込めません。
全く分からないレースを適当に買うという行為は、ただお金を捨てるだけです。
であれば多少でも自信があるレースにその資金を振り向けた方が良いでしょう。
固いレースは見送る
どう考えてもこれしかない!というレースがありますが、誰しもそう思うので配当は安くなります。
そういうレースは当たっても安いし、外れたら当然お金がなくなります。
いわゆる「ハイリスク・ローリターン」になってしまいます。
買い目をなるべく抑える
これはなかなか意識している人が少ないのですが、例えば3点買いをするということは
必ず外れる馬券を2点買っている
ことになります。
100円ずつ3通り馬券を買うと、絶対に外れる馬券に200円(資金の3分の2)投じていることになるのです。
また、多点買いをするという行為は、リターンを減らすことに繋がります。
10点買いで100倍の万馬券を当てても、1点買いで10倍を当てるのと全く同じことです(均等買いの場合)。
自分なりのスタンスを持つ
最悪なのは「本命を買ったら荒れる、穴を狙ったら本命で決まる」というパターン。
自分なりのスタンスがなく「固そうだから本命を買う、荒れそうだから人気薄を買う」などとやっていると起こります。
最初から本命狙い、穴狙いなら買うレースも絞れ、自分のスタンスに合った結果で決まればたまには当たることになります。