「今度海外旅行に行くんだけど、何日ぐらい行くのがいいんだろう?」と聞かれたので、経験を元に考えてみます。
当然一概に「〇日間がいい」と言えるものでもなく、
- どのぐらい休みが取れるか
- 家から空港までの距離
- 行く国
- 訪問するのは一都市か複数都市か
- 本人の体力
など色々な要素が絡んできますが、日本人に人気で比較的近いタイのバンコク旅行をモデルケースで考えることにします。
飛行時間が近い他の東南アジアやハワイぐらいなら大体同じ感覚かと思います。
アメリカ本土やヨーロッパなどの遠距離だと違ってきますが、飛行時間が大体8時間以内ぐらいを想定します。
初日と最終日は移動だけで終わる
家から空港までの距離にもよりますが、例えば家が新宿あたりで成田発の便に乗ることを考えると、
- 新宿駅から成田空港まで、成田エクスプレスで2時間弱
- 国際線は出発の2時間前集合
- 成田からタイまで7時間
- タイの空港からホテルまで1時間
と考えただけでも、ざっと12時間かかることになります。
実際はさらに1,2時間はプラスされるので、近いと思っている東南アジアですら、行くだけでこれぐらいの時間がかかります。
移動による疲労がたまりますので、初日は移動ぐらいに留めておいてホテルでゆっくり休息を取り、2日目から活動した方がよいです。
初日から飛ばして遊びまくると、2日目は寝て終わった、なんてことになりかねません。
一都市なら長くても一週間
6泊7日で初日と最終日は移動のみ、実質滞在は5日間、が「長くもなく短くもない」旅程かな、と思います。
ただこれはあくまでもバンコクのような見どころの多い都市の話で、ベトナムのホーチミンシティに行ったときは「3泊4日は長すぎた」と感じたので、他の都市だと一週間は長いかもしれません。
街自体が大きくなく、主要なスポットは一日あれば全部回れるようなところだと、3日滞在でも長く感じます。
また一都市に1週間以上滞在すると、だんだん旅行ではなく「生活する」感覚になってきます。
そしてだんだん体が現地仕様になってくるので、帰国した後がツラかったりします。
3泊4日で行った感想
3泊4日ぐらいの短い日程で行くと「普段の生活感から一時的に飛び出すだけ」という感じでした。
説明が分かりずらいですが、これぐらい短いと、帰国後も日本での生活リズムが崩れていません。
帰国後、すんなり日常に戻ります。
一週間以上行くと、生活リズムや体が現地に馴染んできますので、帰国後にギャップを感じることになります。
帰国後、翌朝目覚めたときに「あれ?ここはもうタイじゃないのか」と毎回思います。