損切はどこに置くべきか

トレードでは「損切が最も重要」と言われます。

では損切を置く位置はどこが一番良いのでしょうか?

残念ながら、これには絶対的な正解はありません。

あるとすれば「トレーダー自身の中にある」となります。

トレードのスタイルは人それぞれなので、損切の位置も「その人により」変わってくるのです。

一般論としては、

  • 金額で設定
  • パーセントで設定
  • 価格ポイントで設定

などがあります。

金額で設定

「自分がいくら負けたら諦める」で決めるやり方です。

負けてもいい金額は人によって違うので「3000円負けたら止め」の人もいれば「30000円までなら負けても大丈夫」と、その人の考え方によって損切ポイントは変わってきます。

パーセントで設定

「自分の資金から許容できる損失は〇パーセント」と決めている人は、そこが損切ポイントになります。

持っている資産により決まるので、何パーセントが妥当かという決まりはありません。

プロなら1~2パーセント、個人投資家でもせいぜい5パーセントぐらいが限界でしょう。

一回のトレードで10パーセントもやられてしまうと、取り返すのが困難になります。

価格ポイントで設定

買いで入った場合は

  • その日の安値を割ったら
  • 前日終値を割ったら
  • チャートによるテクニカルポイントを下回ったら

などが考えられますが、これも人によりまちまちです。



個人的に適切だと思っている損切ポイント

例えば買いから入ったのであれば、なにかしら価格が上昇していくだろうと思った理由があるはずです。

買いポジションを持ったら「もしここまで下がったら買いの理由がなくなるな」というところに損切を置くべきです。

そこを下回ったらそもそもの「買った理由」が否定された訳なので、ここから我慢するのは時間の無駄なだけでなく、単なる「お祈り投資」になってしまいます。

こうなってしまった時の正解はただ一つ「速やかに損切する」です。

損切ポイントを下にズラす、というのは最悪の結果を招きます。

なぜなら当初上がると思って買ったポジションは既に上昇を否定されており、あなたはここから下がる可能性の方が高いと思っているわけです。

下がると思っているのに「上がることを祈って」ずっとポジションを持ち続けるという行為は、自分の考え(ここから下がる)を自分で否定してしまっています。

こうなるとこれまで学習、経験してきたことはすべて無になり、ただ「今のポジションが助かるように」と祈るだけの人、になってしまいます。