フィリピン、セブ島の床屋に二度ほど行ったことがあります。
一度目はマクタン島で、ニューブリッジとオールドブリッジの間のエリアだった気がします(かなりうろ覚え)。
道端に店があって席が一つか二つ、髪を逆立てた若いお兄ちゃんがカットする店でした。
日本のアニメ好きらしく、自分の髪型を「naruto!」と言ったことを覚えています。
まず(あまりキレイではない)ビニールを首にかけられ、いきなりハサミを入れていきます。
髪を霧吹きで濡らすとかもないのか・・
初めてだったこともあり、あまり切らないでくれを連発しておいたので、そんなにおかしなことにはなりませんでした。
気持ち短くなった?ぐらい。
で値段は驚きの・・
25ペソ(当時のレートで約50円)。
なんとなく、チップ10ペソ上乗せして払いました。
日本の1000円カットにあるような、洗髪はないけど掃除機で吸うなどは一切ないため、全身毛だらけになります。。
そのままホテルに帰ったら、フロントのお姉さんが怪訝そうな顔をしていたのを覚えてます。
#顔面毛だらけだったためと思われます
技術面は?
日本の床屋だと全員国家資格を持ってたりしますが、フィリピンで地元民に聞いたところ、理容師に必要なものは
「experience(経験)」
だそうです。
中には店舗を持たず「路上でカット」もあるようなので、機会があればチャレンジする予定です。
髪型にこだわりがないチャレンジングな人なら試してみる価値あり?
安いので金銭的ダメージはありません。
出来上がりに精神的ダメージを追わないかどうかは保証しませんが。
ちなみに・・
フィリピンの床屋と言えば、なぜか理容師(美容師)は「おネエ系」の人が多いことで有名だったりします。
マニラで外から何軒かみたところ、明らかにそんな感じでしたね。
外から見てるだけでも手を振られたりするので、そういうところでカットするとフレンドリーな対応をしてもらえそうな気がします。
あいにくその時は日本で切ってから行ったため、笑顔でスルーとなりました。
セブのローカル床屋は男性の理容師しか見かけませんでした。
美容院=美容師は女性か元男性
ローカル床屋=理容師は男性
の印象です。
結論
日本でも同様ですが、特に海外では「自分の希望する髪形を、理容師が分かる形で伝えることができるか」にかかっています。
現地語ができれば恐らく何の問題もないでしょう。
フィリピンではどこでも英語が通じますが、英語は現地語ではありません。
英語で伝える場合は「英語ネイティブではないフィリピン人が理解できる英語」で伝えることが重要になります。
英語が得意でない人は、基本的な英単語とジェスチャーを組み合わせる方が無難です。