トレードでやってはいけないこと:全力勝負

一回のトレードに資金全てを賭けることを「全力勝負」と言ったりします。

「全力買い」「全力売り」は自身の資金全てだけではなく、レバレッジを効かせて手持ちの資金以上の買い/売りを仕掛けることですが、相場で大損するのは大抵このケースです。

まぐれでこれが大当たりすると「わずか1か月で100万円が1億円になった」などと、どこかの宣伝文句によくありますが、たまたまです。

こういう取引をすると必ず身を滅ぼすことになります。

稼いだ資金を吹き飛ばすだけでなく、借金を背負って再起不能になっている例はいくらでもあります。

たまたま相場環境が良く大金を当てたとしても、そこで終わる人はまずいません。

必ず欲が出て「もっと稼いでやろう」と思うのが人間です。

成功体験があるため「また稼げる」と勘違いして失敗したときのことを考えなくなりますが、まぐれはそうそう起きません。

相場での全力勝負は例えて言うなら、

消費者金融から限度額まで借金して、競馬で一発勝負

をしているのと同じことです。

これが正しいことなのかそうでないかは、考えなくても分かる話です。

吹き飛ぶ、とは?

手持ちの資金がなくなることではありません。

手持ちの資金がなくなる + 借金を背負う

ことです。

相場に戻って来られなくなるという意味で「退場」と言ったりもします。



大切なのは「資金管理」

トレードのチャンスはいくらでもあります。

たった一度のトレードに全てを賭ける必要はありません。

トレードで資金を増やすということは「確実な利益」を継続して積み上げるということです。

一発勝負に出て短期間で大金を稼ぐことではありません。

成功しているトレーダーは必ず、一度のトレードで許容する損失を限定しています。

よく見かけるのは「資金の1%まで」ですが、少ない資金でトレードを始める個人にはちょっと厳しい数字なので、5%~10%ぐらいで自分で設定する必要があります。

継続して利益をあげることが重要

短期間で大金を稼ぐトレードではなく、少ない稼ぎでも継続して利益を出せるようにならないと、いつまでたってもギャンブルでやっているのと変わりません。

手持ちの資金をコントロールし、一度のトレードで壊滅的な損失を被らないよう、自分で決めたルールを徹底して守ることが重要です。

これが簡単なようで非常に難しく、相場で失敗することが多いのは、ほとんどの人がこれを実践できないからです。