日本にはない「チップ」については悩む人が多いかと思います。
タイトルではタイ旅行としていますが、タイに限らず東南アジアに旅行した際に「チップ」について色々考えた感想を書いてみます。
チップの考え方は人それぞれで正解がないものではありますが、東南アジア限定だと
必要ない
と言えます。
基本的には「もらえたらラッキー」ぐらいの感覚かな、と思います。
例外なのはマッサージぐらいでしょうか。
タイやそれ以外の国でもマッサージは日本と比べるとかなり安いので、最初からチップをあてにしている感もあります。
チップはサービスに対する感謝の気持ちなので、サービスが悪かったらあげる必要はありません。
チップはいくらぐらいが妥当なのか
これはその時の物価により変わるので、古い情報はあてになりません。
東南アジア諸国は発展のスピードが早く物価上昇も激しいので「いくら渡せばok」というのは難しいですが、マッサージ屋でチップを渡すのであれば
屋台で一食食べられるぐらい
だったら嫌な顔をされることはないでしょう。
この考えた方でいくと、2018年現在であれば「少なくとも50バーツ」が妥当なラインかと思います。
20バーツだと少なすぎて、逆に嫌な顔をされる可能性があります。
100バーツなら向こうは大喜びでしょう。
ホテルの枕銭は必要か
ホテルを出る時にチップとして枕の上に20バーツ紙幣を置いておくこと、と昔はよく言われた気がしますが、基本的にはやらなくても良いと思います。
これは泊まるホテルにもよりますが、大型ホテルの場合、同じハウスキーピングの人が次の日も来るかどうかは分かりません。
部屋をキチンと掃除してくれたから次の日お礼にチップを置いて出かけても、その日に来るのは別のハウスキーピングかもしれません。
小さいホテルで毎日同じ人が掃除にくるような場合、感謝の意味でチップを置いておくのは良いかもしれません。
ホテルスタッフへのチップは?
今はまず必要ないです。
10年以上前はチップを渡すのが当然という感じでしたが、その後のタイの経済発展もあり、今ではチップを期待するスタッフはほとんどいないと思います。
2,3年前にバンコク中心部の小型ホテルに泊まった際、帰りにタクシーを捕まえてくれた外にいるスタッフにお礼で20バーツを渡したら、逆にビックリされました(笑)。
タイも今ではそんな感じですので、今となっては「気分の良いサービスをしてくれた相手には気持ちの意味でチップを渡す」ぐらいの感覚で、あまり気にしなくてもいいのかな、と思っています。