タイで屋台料理を食べる時の注意点について考えてみます。
私自身は屋台料理でお腹を壊したことは一度もありませんが、一応注意はしています。
なおタイ、マレーシアに関しては、屋台料理でもそんなに過敏になる必要はないかと思います。
ただしベトナム、ラオス、カンボジア、フィリピンになるとタイよりも衛生度が格段に落ちるため、基本的に屋台料理は避けるようにしています。
屋台は大きく分けると2種類ある
同じ屋台でも
- 固定タイプ
- 移動タイプ
の2種類があります。
固定タイプは見た目が屋台なだけで、実態は店舗と変わらないものもあります。
「屋台村」なんかはこのタイプですね。
屋台と言っても食堂で食べるのと変わらないので、比較的安心です。
移動タイプはバイクの後ろに付いていたりするので、見た目ですぐに分かると思います。
移動タイプの屋台は、持ち帰りの食事が多い印象です。
店舗タイプの屋台と比べると、移動タイプは衛生度が低いです。
食器の衛生度はやや不安
食器に使われるプラスチック容器は、残念ながらそれほど衛生的ではないように思います。
タイでは食器に直接口を付ける習慣がないので、日本のそばやうどんの感覚で、スープを飲む時に器に口を付けるのは避けた方がよいかと思います(マナーと衛生面の両方で)。
麺類屋台でもビニールに入った割り箸を使っているところと使いまわしのプラスチックの箸のところがありますが、私はあまり気にせず使っています。
スプーンやフォークが洗った時の水で濡れている時は、ティッシュで軽く拭くてから使うようにしています。
生ものは基本的に食べない
火の通ったものだけ食べていれば、食事に当たる可能性は低いと思います。
タイ料理で注意すべきはサラダ系です。
屋台でよく見かけるものに「ソムタム(パパイヤサラダ)」がありますが、私は避けるようにしています。
勧められた場合でも、少しつまむ程度にしています。
塩漬けにした沢蟹を入れた「ソムタム・プー」はタイ人でもお腹を壊す料理なので、旅行者は避けた方がよいでしょう。
サラダ系は、日本のタイ料理屋で食べることにしています。
揚げ物にも注意
揚げ物系を売っている屋台もよく見かけますが、揚げている油を見ると真っ黒なことが多いです。
油が汚い屋台では食べない方が無難です。
油に当たると相当キツイらしいので、お腹に自信のない人はやめておきましょう。
フルーツ屋台は結構大丈夫
よく「フルーツを冷やしている氷が水道水だから危ない」とか言われますが、今まで特にお腹を壊したことはありません。
絶対に大丈夫だとは言えませんが、地元の人が普通に買っているような屋台ならそんなに神経質になる必要はないかな、と思っています。
心配な人は、スーパーのパック詰めのフルーツを買うようにしましょう。
オススメはフードコート
短い旅行期間でお腹を壊すと旅行自体が台無しになってしまうので、無理して屋台料理に挑戦する必要はないと思います。
フードコートなら料金は屋台と変わらず衛生的なので、安く現地料理を楽しむならフードコートの方がオススメです。